こんにちは、まーむ(@yuru_ns_321)です。
看護師国家試験合格おめでとうございます!
コロナ禍で様々な制限がある中での国試は大変だったと思います。
合格した安堵感と同時に4月からの看護師生活に不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
私もその1人でした。
この記事では、自らの経験と教育担当看護師という立場から、新人看護師さんの不安や疑問の軽減につながる内容をお伝えします。
地方の総合病院の看護師です。
循環器内科勤務です。
教育担当2年目になります。
ぜひ、読んでみてください。
先輩看護師は怖い?
看護師に対してどのようなイメージを持ってますか?
世間からのイメージは優しい、気が利くなど白衣の天使から連想されるようなものが多いようです。
しかし、実習を経験した看護学生は看護師に対するイメージがガラッと変わったのではないでしょうか?私もそうでした。就職が近づくにつれ、先輩看護師と上手くできるのかという不安が強くなったのを覚えています。
結論、最初から理不尽に怖い人はいません。(ほんと一握りだけいますが…)
人が怒ったり、冷たくなったりするのには、多くの場合理由があります。
看護師世界で上手く生きていくために新人看護師が身につけておくべきポイントについてお話しします。
看護師という職業に限らず、社会人として必要なスキルになると思います。
・笑顔で元気に挨拶
・ハキハキ返事
・教えてもらったことはメモを取る
・小さなことでも、報告・連絡・相談
・積極性を出す
・身だしなみを整える
全部当たり前でしょと思ったあなたは大丈夫です。
最初の関門はクリアです。
新人看護師を受け入れる立場の私たちは、最初から仕事ができる人を求めているわけではありません。
世の中の教育方法の変化やコロナ禍での実習時間の減少から、ゆっくりと教育するという方針になってきています。(全部の病院がとはとても言えませんが、教育体制が整った大きな病院ではそのような流れになってきています。)
私の病院でも最初の根底にある目標は、『毎日元気に出勤する』だったりします。
スキルがなくても初日からできますよね?
第一印象ってとても大事です。挨拶されて嫌な人なんていません。
少し勇気がいるかもしれませんが、自分から挨拶してみましょう!
ただ、ハイハイ返事してるだけではダメですよ?
特に、理解できていないのに、ハイと言うのは良くないです。
教えている側は返事や表情から理解できているか判断し次に進んでいきます。
ハイと返事されると理解したものだと思ってしまいます。
それが後になって理解できていないとなると、ハイって言ったよね?となります。
分からないときは、素直にもう一度教えてくださいと言いましょう。
分からないと言える勇気が大事です。
メモを取らない人意外と多いです。
とりあえず初めてのことはメモを取りましょう。
先輩はわざわざメモ取りなよなんて言わないです。
でも、2回目のことを教えるときこないだ教えたよね?覚えてる?ってなるんです。
そこで完璧に覚えてなくていいんです。メモでも見て思い出せればそれでいいんです。
全部を覚えるなんてすぐには無理です。先輩だって全部を覚えてません、久しぶりにする処置なんて忘れてる。
自分がピンチになったときに助けてくれるツールを持ちましょう!
それが自分が取ったメモです。
このようなお助けカードもおすすめです。
私は今でもポケットに入れてます。便利なんです。
初めはどうしても分からないことばかりで受け身になりがちです。
そんな中、積極性を出すなんて無理〜!って思いますよね。
でも、簡単にお!やる気あるな、教えてあげよう!って思ってもらえる言葉があるんです。
それは、
何でも初めてのことや知らないことがあれば、自分から教えてください、見せてくださいって言うだけです。
それだけで積極性があるように感じます。聞かれるより先に言いましょう。
これはもう言わずもがなですね。
あとは最初のうちは派手な見た目も避けたほうが無難です。
余計なところで目立たないのが一番ですね。
見た目と仕事の出来なんて関係ないのに、すぐ言われますよね。
看護業界なんてまだまだ新しい風は吹いてないので、古い風潮が残っています。(良くない良くない)
身につけておくべきスキルは伝わりましたか?
では専門的な技術や知識はどう勉強したらいいのか気になりますよね。
次は私が実際にしていた勉強方法についてお話しします。
働きながら効率的に勉強する方法
教育担当看護師がこんなこと言っていたら怒られそうですが、入職するまでは勉強はしなくて大丈夫です。配属される科も分からないですし、必要であろうことを予測して勉強するなんて非効率です。
それよりも何も考えずに遊べる貴重な時間です!思いっきり遊びましょう!
配属先が分かり、病棟での勤務が始まれば勉強開始です。
ただ、配属の科の知識を全て網羅して勉強しなくても大丈夫です。
病院によって対象となる疾患や治療は違います。そこに応じた勉強内容でいいんです。
私は次のことを実際にしていました。
・その日に教えてもらったことはその日中に見直す(取ったメモなど)
・分からないことは調べる(疾患や治療、薬など)
・翌日に必要そうなことを勉強する
・分かりやすいorモチベーションが上がる参考書を購入する
・看護セミナーに参加する
仕事終わりって本当に疲れて、睡魔に襲われるんです。
そんな中、家に帰ってまで仕事のことは考えたくないかもしれませが、その日のうちに復習が大事です。
記憶が定着しやすいのももちろんですし、次の日に分かることやできることが増えるんです。
分かる!できる!は自信につながります。モチベーションにもなります
最初に全部を網羅して勉強しなくて良いと言いました。
その代わりに、その日仕事で聞いた疾患や治療方法、薬の名前、検査や物品など、分からないことは全部調べます。
疾患→検査→治療方法→薬と関連付けて勉強するのがおすすめです。
病院にもよりますが、検査等は病院の手順書のようなものがあることが多いです。
病院によって必要物品や方法が異なることが多いため、可能であれば手順書をコピーして勉強するのが効率が良いです。
もし、翌日に当たりそうな処置や手術、検査などが分かれば、前日に勉強していきましょう。
少し知識がある状態で教えてもらうとまっさらで教えてもらうよりも理解しやすいです。
新しいことをするのは不安ですよね。少しでも予習をすることで不安は軽減します。
今はネットで検索すれば何でも出てくるし、参考書は無くてもいいんじゃない?と思われるかもしれません。
私が参考書をおすすめする理由は、ぎゅっとまとめられているという点と自分が知らないことも情報が得られるという点です。
ネットは自分が知っていること、知りたいことしか調べられない、そこから広がることがあまりないんです。
参考書は自分が知りたいことに関連して色んな情報が得られます。
私個人的には、好みのテイストの参考書を見つけてモチベーションを上げます。
少し慣れてきたら、有料のセミナーへの参加もおすすめです。
コロナ禍でオンラインが主流となってきており、参加するハードルも下がっています。
苦手な分野などは独学だとどうしても限界がくるんです。
人に教えてもらうのも一つの手です。
看護師っていつまでも勉強が必要な職業だなと思います。
1年目に全てを習得しようと思わなくて大丈夫です。
働きながら積み重ねていきましょう!
また1年、新人さんと向き合っていきます。
リアルタイムでまたお役に立てる情報を発信していけたらと思います。
次はプライベート編をお届けしようと思います。
読んでいただきありがとうございました!
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